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多くの人が「筋トレってきつい」と思っていますよね。
でも実は、筋トレは私にとっては、からだの宝探しのようなものです。
自分の体にそっと目を向けて、小さな違いに気づき、丁寧に調整していく。
そんな視点で体を扱ってみると、筋トレはもっと面白くなります。
私たちの体は、ひとつの大きなチームのようなもの。
足指、膝、股関節、背骨、肋骨、鎖骨…それぞれが役割をもって連携しています。
だから、ある一部分を丁寧にケアすると、それが全身に波及して「うわっ、体が軽い！」という感覚につながるんです。
足指から変えると、立ち方も歩き方も変わる
たとえば足指。小さくて地味なパーツですが、ここをストレッチして動かしてあげるだけで、立ち上がったときの足の軽さが全然ちがうんです。
実は足の指には、地面をつかむ・姿勢を支えるなど、大切な役割があるんですよ。
足指の動きが鈍っていると、立ったときにバランスがとりにくくなったり、足全体が疲れやすくなったりします。
逆に、足指がしっかり働くと、土台が安定して、姿勢も歩き方もスムーズになります。
膝・股関節・お尻…下半身は連動しています
足指の次に注目したいのが、膝と股関節。膝は体の構造上ねじれやすい場所。
だからほんの少し調整するだけで、足の動きがさらにスムーズになります。
さらに股関節を本来の動きに戻してあげると、なんとお尻がキュッと引き締まる感覚が自然に起きるんです。
これはお尻の筋肉を無理に動かさなくても、正しい骨と関節の配置によって自然と整ってくるから。
実際に鏡で確認すると、足のラインがまっすぐになったり、お尻が丸く持ち上がったように見えたり。
その変化は本当に楽しいです！
胸まわりのケアでくびれができる？
ある日は「胸をきれいに見せたい」と思って、胸周辺のケアから始めます。
でも胸だけをケアし手も効率が悪いので、まずは背骨の位置を整えて、そこにくっつく肋骨、そして鎖骨、最後に呼吸のリズム。
これらを整えると、胸まわりの動きがよくなって、結果的にデコルテがすっきり見えるようになります。
しかも不思議なことに、くびれが生まれてウエストが引き締まって見えてくるんです。
これは骨のポジションと呼吸の広がりが変わったことで、内側から姿勢が整い、余計な力みが取れるからなんです。
大事なのは「自分の体に興味を持つこと」
このように、筋トレというと「大きな筋肉を鍛える」「汗だくで追い込む」というイメージがあるかもしれませんが、私がおすすめしたいのは、もっと細やかなアプローチです。
・どの関節が動いているのか？
・どの筋肉が支えているのか？
・呼吸がどこまで届いているのか？
そういった感覚に耳をすませるように体を扱うと、体って本当に応えてくれます。
子どもでも、運動が苦手な人でも大丈夫。大事なのは「自分の体に興味を持つこと」。
それが、健康的な体をつくるいちばんの近道なんです。
最後に：体は、もっと仲よくなれる存在
私たちの体は、何かを我慢させたり、無理に変えたりする対象ではありません。
もっと知ってあげることで、もっと仲よくなれる。
「筋トレはつらいもの」ではなく、「自分を知る時間」だと思ってみてください。
きっと、体に触れるたびに、ちょっとした感動や発見があるはずです。
あなたの体は、あなたにとって、まだまだたくさんの宝を隠しています。
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