「マウス操作で手がじんわり痛む」
「中指にうまく力が入らない」
「ペットボトルのフタが開けづらい」
そんな腱鞘炎のサイン、最近感じていませんか?
40代になると、仕事に家事に育児にと、手を酷使するシーンがぐっと増えますよね。
「手を休めたい」と思っても、なかなかそうもいかない現実。痛みを抱えながらも頑張り続けている女性、実はとても多いんです。
湿布だけじゃ変わらない。腱鞘炎の根本原因って?
腱鞘炎やばね指と診断されても、「とりあえず湿布を出されて終了」「痛み止めで様子見ましょう」っていう対応がほとんどです。
実は、腱鞘炎の本当の原因って、指や手首の使いすぎだけじゃないんです。
その裏にあるのは、体の使い方のクセや姿勢の乱れ。
特に肩や背中の筋肉がうまく働かなくなると、負担が全部、指や手首に集中してしまいます。
女性は男性に比べて前腕の筋力が弱いため、その影響も出やすいんですね。
手じゃなくて、「支える体」を整えるのが先!
腱鞘炎を本気でなんとかしたいなら、まず見直したいのは土台づくり。
いきなり痛い指をマッサージするよりも、体の支えとなる部分に目を向けることがポイントです。
たとえばこんなチェック、してみませんか?
・肩甲骨、ちゃんと動いてる?
・背中(特に胸のあたり)がガチガチじゃない?
・腕の重さを肘下、手首、など1点集中してない?
ここが整うだけで、指への負担がぐっと減って、腱鞘炎の悪化を防げます。
今日からできる!「整え習慣」のちいさな一歩
毎日忙しくてもできる、簡単ケアを紹介します。
①肩を後ろにゆっくり10回まわす
→ 肩甲骨まわりがほぐれて、血流もアップ。
②首を横に倒して、深呼吸しながらストレッチ
→ 肩〜背中の緊張をリセット。
③こまめにグーパー
→ 合間に手指の筋力強化!指を大きく開いて閉じて、10回。血行がよくなり、指も軽やかに。
どれも簡単な動きですが、続けることで「痛みづらい体」へと変わっていきますよ。
年齢のせいにしないで。今からでも、変えられる
「もう歳だから仕方ない」なんて、あきらめなくて大丈夫。体はちゃんと応えてくれます。
ほんの少し日常の動きを見直すだけで、手の負担は減らせるんです。
手を休める時間が十分にとれなくても「整える習慣」を少しずつ取り入れていけば、未来の自分がラクになります。
まとめ:手を休めるより、支えられる体を意識しよう
40代からの腱鞘炎対策は、「手そのもの」よりも「支えられる体」にフォーカスすることがカギ。
自分のからだは取り換えが効かないので、丁寧にメンテナンスしていきましょう。
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