四十肩ってなに?肩こりとどう違うの?
仕事の合間に「うっ、肩が痛い…」ってなったこと、ありませんか?
もしこんな症状があったら、四十肩かもしれないので、チェックしてみてくださいね。
パソコン作業の合間に感じるズキズキ
朝からPC作業していて、ふと腕を動かしたときに「ズキッ」と痛む
電話を取る動きで肩の奥がズーンと重たい
日常のちょっとした動作でも痛みが出る
書類を取ろうとして体をひねった瞬間「ピキッ」と痛む
それ、もしかすると四十肩のはじまりかもしれません。
肩こりと四十肩は痛みの場所が近いので、混同することもあるのですが、実はまったく別物なんです。
四十肩(正式には「肩関節周囲炎」)は、肩の関節まわりに炎症が起きている状態です。
腕を動かすたびに「ズキッ」と痛くなったり、肩の奥がジーンと重たくなる感じが出てきたりします。
一方、肩こりは筋肉がこわばってる状態なので、マッサージやストレッチでわりと楽になることが多いんですね。
でも、四十肩の場合は、無理に動かすとかえって悪化することもあるので要注意なんです。
四十肩は、何となく違和感→動きにくさ→痛みがひどくなる…という風に、少しずつ進んでいくことが多いです。
特に、寝てるときに痛みで目が覚める「夜間痛」が出てきたら、かなり本格的なサインかもしれません。
まずはこれ!カンタン肩セルフチェック
もしも、思い当たる痛みがあったら、肩に優しくしてあげるタイミングかもしれません。
以下のチェック項目に、いくつ当てはまるか、ぜひ試してみてください。
✅ 腕を横に上げると肩がズキッと痛む
✅ 肩の奥に重だるさを感じる
✅ 手を後ろに回す動作がつらい
✅ 夜中、肩の痛みで目が覚めることがある
✅ 片方の肩だけが痛くて、もう一方は平気
✅ 昔より肩の可動域が狭くなった気がする
ひとつでも当てはまったら、無理せず、そっとケアを始めてみてくださいね。
仕事中でもできる、やさしい肩ケア3つの方法
仕事中にオススメなのが、すぐにできて体にやさしいセルフケアです。
① 姿勢をちょっとだけ整えてみる
実は、肩に違和感がある人の多くが、無意識のうちに前のめり姿勢になってることが多いんです。
イスに深く座って、耳・肩・腰が一直線になるようにちょっと意識するだけで、肩への負担がぐっと軽くなりますよ。
コツは、「背筋をピンと!」じゃなくて、自然にまっすぐに整えること。ガチガチに頑張らなくても大丈夫です◎
② 温める or 冷やすで、血流を味方に
「肩が冷えてる感じがする」「じっとしてても重たい」そんなときは、ホットタオルやカイロで肩まわりを温めてみてください。血流がよくなって、じんわり楽になることもあります。特に冷房の時期には効果的です。
ただし!
もし肩が「熱を持ってる」「ズキズキして触れると熱い」ってときは、冷やすのが正解。
炎症がある場合は、無理に温めると悪化することもあるので注意してくださいね。
③ 肩甲骨をそ〜っと動かすエクササイズ
肩の可動域を保つには、肩甲骨まわりをやさしく動かしてあげるのがとっても効果的!
たとえば、こんな簡単な動きから始めてみましょう。
・肩甲骨を「ギュッ」と寄せてからストンと下ろす
・ゆっくり大きく肩を回す(前→上→後ろ→下)
ここで大事なのは、「痛みが出ない範囲で」&「がんばりすぎない」こと。ほんのちょっと動かすだけでも、体はちゃんと反応してくれますよ。
ストレッチ動画だけじゃダメ?本当に効く肩ケアとは
「YouTubeのストレッチ動画、いろいろ試してるけど…あんまり変わらないんです」そう感じてる方、多いです。
実は、ストレッチやマッサージも体の仕組みを理解して、自分の肩に合ったケアをしてあげないと逆効果になることも。
私自身も、理学療法士さんにピンポイントでケアを教えてもらったとき、「え、ここだけ押すの?」「たったこれだけ?」とびっくり。でも、そのあと肩がふわ〜っと軽くなって、思わず深呼吸しちゃいました。
肩がラクになると、気持ちまで変わる!
肩の不調って、地味だけど毎日にじわじわ影響してきますよね。
でも、少しのケアで変わると――
・呼吸が深くなる
・顔や首のこわばりが減って、表情がやわらかくなる
・なにより気分が前向きになる!
「たった肩だけ?」と思うかもしれませんが、肩が動く=体全体が動くってこと。だからこそ、大切にしてほしい場所なんです。
まとめ:肩は、正しく細かくケアが正解です
肩って、本来とっても自由に、ラクに動くように作られてるんです。
だから、正しく優しくメンテナンスすると「あれ?なんか軽い!」って変化が出ます。
「肩が痛いのは年のせい」「疲れてるだけ」とガマンせず、まずは今日から、そっといたわってあげることから始めてみませんか?
ありえないくらいわかりやすく、肩の痛みについて解説&ケア方法を紹介しています。テニスボール一つで「肩ってこんなに楽なの??」を体感できます。
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