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ジム通いに疲れた私。
迷いの森で途方に暮れる
初めまして。小林隆子と申します。
現在55歳。50歳前後のカラダや心の大きな変化変容の波を経験し、ようやく更年期のカラダに慣れてきたというところでしょうか。
とはいえ、何かとプチ不調がに悩まされる日々を過ごしております。
そんな不調を解決すべく、この5年ほどでさまざまな種類のトレーニングを受けてきましたが大体1〜2年しか続かない、次は何を?と考えていたところ、10年この「ゆらトレ」を続けている友人からのレコメンドがあり、今回体験させてもらうことになりました。
果たして私の体にどのような変化が起こるのか?これから3ヶ月間レポートしていきたいと思います。
まず簡単にこれまでの体の状態をシェアさせてください。
20代から40代までずっと編集制作の仕事に就いていてそれが生活の中心でした。
常に時間に余裕がなく、体のケアといえば主に整体。辛い時に辛い箇所を何とかしてもらうという完全に対症療法頼みで、忙しいことを理由に運動もせず、慢性的な肩凝り・腰痛が悩み。細身でしたが常にむくみが気になっていました。
そんな状態でも何とか誤魔化しつつやり過ごしてきたのですが、50歳手前あたりから
・朝起きるのが辛い
・やる気が起きない
・関節がギシギシする
・五十肩がきた
・全身がだる重い
・火照りと寒気が交互にやってくる
……と今までのツケが一気にやってきたような不調の嵐に見舞われます。しかも体重が1年で6kgも増加したのです。
婦人科で調べてもらうと、女性ホルモンの量も減っており所謂更年期の症状とのこと。
ホルモン剤を処方されたものの体調は改善されず、それであれば他にできることを、と今まで時間がないことを理由に避けてきたジム通いをスタートさせることにしました。
定期的に運動するようになると体の関節のゴワつきが楽になり、五十肩も良くなり、自律神経が安定するからか火照りや寒気も随分と改善されていきました。
運動の必要性を実感できたのはよかったのですが、なかなか1ヶ所で長続きせず、この5年間ほどで4種類のジムに通うことになります。
続かなかった理由は、自宅から遠かった/スタジオが閉鎖された/同じポーズでじっとしているのが苦手(ヨガです)/同じメニューばかりで飽きた とこんな感じです。
緊急事態宣言下ではジムに通えず、YouTubeを見ながらのエクササイズをしていましたが、コミュニケーションが無い一方通行のレッスンが楽しくなくて続きませんでした。
この経験から、オンラインよりもリアルが良く
・ジムが自宅から行き易い →door-to-doorで20分程度
・多少負荷がかかる運動が良い →運動をした実感が得られる
・レッスンのバリエーションが豊富 →飽きずに続けられる
この3条件が揃うことが長続きする秘訣だと定義して、そこに合うジムはないかと探し始めるのですが、なんとなくピンと来るものがなく迷ったまま2ヶ月近くがすぎていました。
膝に抱えていた爆弾、
アイツがついに暴れ出す
ちなみに、諸々のトレーニング以外に50歳から始めたスポーツがあります。
それが「登山」。
ダンナさんに誘われたのがきっかけでしたが、もうすぐ5年、週末にしか行けないので月に多くても4回、少ないときは1、2回のペースながら登山回数は100回を超えました。
毎回異なる風景に出会い、自然に囲まれ無心になれる。
息が上がって足が棒のようになるけれど、達成感もあればデトックスにもなる。思いの外ハマっています。
ただ、気になることがありました。それは「膝痛」です。
下りで膝への負担がかかると一気に膝周りが痛くなり歩くのが辛くなる。
でもその痛みも膝や腿をマッサージしてフォームローラーで筋膜リリースをすれば翌日には痛みも引いていたので、なんとかなるだろうとタカを括っていました。
ジムに行かなくなって2ヶ月、その日はやってきました。
日々の運動ができていない期間が続いていたところに、総距離20kmの少々ハードな山歩きを決行した結果、いつもよりも範囲の広い膝から腿のあたりまで、じっとしていても辛い痛みが!!マッサージしても効かない、翌日になって痛みが引かない、慌てて病院に行ったものの関節に異常はなく、電気治療と痛み止めで様子を見ることになりました。
運動不足のところにいきなり激しい負担がかかってしまったから仕方なかったのかもしれません。
「これはヤバい!」と焦っていた、そんなタイミングで出会ったのが、この「ゆらトレ」です。
1時間のレッスン後には
屈伸ができるまでに回復!
(写真はお通いの生徒様のレッスン風景です)
実は、以前からこのスタジオのことは知っていました。
10年このトレーニングを続けている友人がいると書きましたが、数年ぶりに会った彼女の変化にびっくり!
全身がかなりすっきりした印象になり立ち姿も綺麗、顔色も明るく小顔になっていたのです!
元々キュートなタイプでしたが、エレガントさが加わって素敵な大人のイメージに。
その変身の理由が「ゆらトレ」でした。見た目の変化だけでなく体調もとても良くなったと聞き、とても興味を持ったものの、
・サロンまで自宅から40分かかる
・ストレッチが中心、無理のない動き
・ほぼ毎日、朝晩のオンラインレッスンはあるが対面レッスンが月2回のみ
と近いエリアにまめに通うことが前提になっていた私には続かない、と諦めていました。
それが数年経った今、未だ経験したことのない膝痛が起きたこのタイミングでの体験レポートのお誘い!
長年抱えてきた不調を自分で改善できるようになる、という「ゆらトレ」に惹かれましたが、家から遠いし面倒では?オンラインレッスンは友人には効果があったけれど私には?など疑念が色々と浮かびます。
それでも気になって仕様がなかったため、一度お話を聞いてみたいとディレクターである理恵さんのもとを訪れました。
まずは体の悩みと今までの仕事や生活習慣、運動歴についてなどのカウンセリングとともにゆらトレについて伺います。
普段の生活を送る姿勢(主に起き上がっている状態)で骨や筋肉を正しい位置に戻し【動きにくい箇所】を動かしていくことで滞りを解消する。
重力がある環境で一番楽な動き方ができればOK。
緩めて、動かして、落とし込む。この3ステップが基本で全て。……ふむふむ。
今まで出会ってきていないメソッドだけど、シンプルでわかり易い!
通っている方達も4、50代が多く、同じように不調を抱えていたのだけれど、今が一番調子がいい、とみなさん仰っているのだそう。
理恵さんに実際に体をみてもらいました。
壁を背に立ってみる、普段の歩き方で歩いてみる、これだけで私の体のクセを言い当てられました。
内側に入っている肩、反り気味な腰、前側に力が入り易い腿、骨盤の歪みなどなど。そして、正しい姿勢はこう、と、踵重心で尾骶骨を前に丸める感じに、そして肩甲骨を引き下げる、と形を作ってもらったのですが、それだけで前腿の力が抜けて肩も楽に下がり、首が長くすっきり見えて胸が引き上がりました。
それだけで見た目の印象がかなり変わってきます。
「これが正しい姿勢で、トレーニングしていけば楽にできるようになるから」「それとともに体の不調も解消されますよ」とのこと。
(写真はお通いの生徒様のレッスン風景です)
なんと心強いことか!
そして最大のお悩み、膝痛はどうなったのでしょうか。
結論から言うと、膝から腿のあたりまで鈍い痛みがあり、屈伸は辛くて半分もできなかったのに、1時間のレッスン後には痛みがかなり柔らぎ、ゆっくりですが屈伸もできるまでに回復したのです!
これには驚きました。
やったことは3つ。
膝周りを緩めるマッサージとストレッチポールで前腿のリリース、そして膝の外側から腿の付け根までをテニスボールでじっくり刺激を入れる、これだけです。
病院では痛み止めと電気治療で様子見と言われ、良くなる気配が感じられなかったものが体験レッスンだけで明らかに改善したのです。
本当に求めていたのは
正しい「私」のトリセツ
体のクセが分かり膝が楽になって、レッスンが終わる頃には、通うのが大変とか、ストレッチ中心で刺激がなさそうとか、ジム選びの前提条件のことはどうでも良くなり、3ヶ月の体験を通してレポートを書くことを決めていました。
私にとって大切なのは、体のクセと不調のもとをしっかり見極められ、それに対して何をすべきか的確な指示があること、私個人に合わせた最適なメニューが提示されることだったのです!
もっとも身近にありながら意外と分かっていない自分の体。
理恵さんなら、そんな私自身の取扱説明書を作ってくれるだろうと思ったのです。
と言うわけで、これからの「ゆらトレ」体験でどう変化していくのか、記録していきたいと思います。
お伝えしたいことが大盛りで、思いのほか長文になってしまいました。
ではまた次回!
Profile
小林隆子
出版社にて美容・インテリア・ブライダル領域のメディア3誌の編集長、新規事業プロジェクトの責任者などを担当。特にブライダル領域では結婚情報誌で初めて同性カップルの結婚式を掲載。メディアを通じてLGBTQ支援を行った。その後化粧品メーカーの役員を経験し、現在は前職での経験を活かし新規事業やメディアの立ち上げサポートやブランディング、マーケティングに関するコンサルティングを行っている。
ライフテーマは『Happy Agingな世の中を創る』こと。
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