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「トレーニングの順番を考えているところがすごいと思う!」今日のトレーニングでお客様からこう言われました。
お客様はこれまでパーソナルトレーニングを数か所経験されてきました。ほかにも興味の赴くままに様々なことに挑戦し、変化はあったものの体調、スタイルに満足いかずゆらトレにたどり着いてくださいました。
そんな好奇心旺盛なお客様からのコメントはとても嬉しかったです。私からトレーニングの順番についてお客様に説明したことはなかったので。とても鋭くまた真摯にレッスンに取り組んでいただいているのだなと感激しました。
トレーニングの順番について考えていること
トレーニングの順番。
いつの頃からかはっきりと意識をしています。おそらくゆらトレには運動が苦手でプロフェッショナルなお仕事をされている方でせっかちな方が多いのでできるだけ効率よくレッスンしたいなと思うようになりました。
たとえば、レッスンの最初はテニスボールやローラーで全体をほぐすところから始めます。
これには3つ意図があります。
- からだをほぐし、筋肉が動きやすい状態でトレーニングしたほうが体に負担がないから
- 仕事モードからトレーニングモードに切り替えるアイドリングの時間を持ちたいから
- なにげない話を伺いながらメンタルの状態を知りたいから
心身ともにリラックスして、トレーニングに集中できる状態をつくってからレッスンをするようにしています。
毎回のトレーニングでは「来た時とは別人のようにラクになって帰っていただく」という大目標の元、小目標として「股関節を動かすなど苦手な動作を集中してやる」「呼吸をしやすくする」「からだのラインを整える」などをしていきます。
このときに、できるだけからだの移動が少なく済むようにしています。
寝た状態で出来ることはできるだけまとめて。同じように膝立ちや座った状態でやること、立った状態でやることはまとめます。
わずかな時間ですが、これをやることでレッスンが効率よく進みます。
また、途中でからだの変化を感じてもらうことも大切にしています。
からだが変化していく上で、最も重要なのはこのトレーニングをするとここがこういう風に動かしやすくなって、歩くときにその使いやすさがどう反映しているか?を確認することだからです。
人のからだは「歩くことに特化」されて設計されているので、どんなトレーニングも歩くことにつなげて日常的に使えるようにすることを目指しています。
まとめ
トレーニングの順番を変えるからだにやさしく、効率的で変化を感じやすくなります。
もしも、今されているトレーニングで今一つ効果を感じないようでしたら、何をやるか?よりもどういう順番でやるか?を振り返ってみると新しい発見があります。
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