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先日、長年気になっていた顔のシミを取りに美容皮膚科に行きました。

肌診断の際、先生が私の顔を見ながら「左側にはシミがほとんどありませんね」と一言。

実際、左頬には小さな薄いシミが一つだけ。けれど右頬には、6個ほどシミが集中していたんです。

その場で先生から「運転はよくされますか?」と聞かれました。

確かにたまにはしますが、頻繁ではありません。

それに、自宅の窓には紫外線防止フィルムを貼っていて、日常的な紫外線対策も万全。

もちろん日焼け止めも年中塗って、美容サプリも摂っている。

化粧品にも気を遣っていたのに、なぜ右側だけ?と疑問が湧きました。

でも、ふとあることに気づいたんです。

右半身に集中していたケガの履歴

私は小学生から高校までずっとバスケットボールをしていました。

その間、何度も右足首を捻挫し、右手も複数回骨折。

特につらかったのは、だったのは、数年前に経験した右手小指の骨折でした。

その骨折は通常のものではなく、骨の形状に問題があり、腰の骨を削って小指に移植する手術を受けたのです。

その際、右の腰にもメスが入り、見た目には1センチほどの小さな傷跡が残りました。

これらのケガの影響で、右半身にはずっと違和感があったんです。

小指を吊っていた時期は、体のバランスも大きく崩れ、無意識に左側でかばう動作が増えました。

一度ダメージを受けた筋肉や組織は、完全に回復するのに非常に時間がかかります。

場合によっては、組織が硬くなったり、動きの制限が残ったりすることもあります。

左右差がもたらす巡りの違い

それからというもの、なんとか体のバランスを取り戻そうと努力してきました。

日常生活には支障がないものの、どうしても右側の方が不調を感じやすい。

右半身には古傷も多く、それらをかばう動きが体に染みついているのだと思います。

特に感じるのは、右側の「巡りの悪さ」。

血流やリンパの流れが滞りやすく、むくみやすくなったり、冷えを感じやすかったり。

実は、これがシミや白髪の原因の一つでもあるのです。

皮膚は血流と直結しています。

巡りが悪い部分は代謝が落ちやすく、老廃物が溜まりやすい。

だからこそ、右頬にシミが多く、白髪も右側に集中していたのかもしれません。

シミ取りはゴールじゃない、体の巡りを整えることが鍵

シミ取りの施術自体は無事に終わり、見た目もすっきりしました。

でも、「取れば終わり」ではないと強く感じています。

右側にまたシミができる可能性、白髪が増えていく現実。

それは、体の内側の巡りの偏りを整えない限り、繰り返してしまうのです。

左右差を完全にゼロにするのは難しいかもしれません。

でも、だからといってあきらめたくありません!

私が選んだ方法は、「できることをこつこつ続けていくこと」。

ストレッチや筋肉のバランス調整、食事、そして日常の姿勢や呼吸の見直し……。

美容皮膚科のケアに加えて、内側からのアプローチも重ねることで、確実に体も肌も変わっていくはずだと信じています。

年齢を受け入れつつ、美しく在るために

年齢を重ねることで現れる変化は、どうしても避けられません。

でも、ただ老化と受け入れるのではなく、「どうケアしていくか」を選べるのが、今の時代の大人の女性だと思います。

体の左右差は目に見えづらく、気づきにくいものです。

でも不調や美容の片側だけに偏る違和感は、体のサインかもしれません。

私自身、これからも左右差と上手につき合いながら、自分らしく、ナチュラルに美しく年齢を重ねていきたいと思います。

そして何よりも、女性であることをあきらめない。

これは、美容や健康に関わる全ての努力の原動力だと感じています。

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